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カテゴリ:■行政( 6 )
2006年 05月 02日
水俣病慰霊碑文
 本日の天声人語が水俣病の慰霊碑文について 『広島の原爆慰霊碑の言葉を連想させる』 と書いている。さらに悲劇という言葉には 『為政者の側が発する言葉としては違和感がある』 と書いているが、その通りである。
 相変わらずの主語、主格の不明確さも、多分故意によるものだろう。しかも広島では正体不明ながらも「過ち」が主格たる者の犯したことであることが明らかであるのに対して、今回の水俣では主格は「悲劇」を単に傍観するどこの誰か分からない観客のようである。観客に 『二度とこの悲劇は繰り返しません』 と言わせるこういった欺瞞は一体何だろう。天声人語は 『水俣の惨禍は、終わっていない』 と締めくくるが、確かにこれではいくら経っても終わりようがない。
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by kpage | 2006-05-02 08:30 | ■行政 | Comments(0)
2006年 02月 24日
中古アンプが買えなくなる日
 いつものようにバンド練習に出掛けようとする息子が 「そうや、アンプを買わなあかん!」 と突然振り返り叫ぶので一体どうしたと聞くと、この3月いっぱいで中古のギターアンプが買えなくなるのだと言う。
 平成11年に電気用品取締法(旧法)が改正され平成13年4月に施行された電気用品安全法(新法)によれば、この新法に基づく安全性の確認されない(結果的に所定のPSEマークのついていない)家電品は新品、中古に関わらず販売が出来ないことになるという。
 施行後は各製品によってその猶予期間が設けられていたのだが、この3月31日をもって早々に5年間の猶予期間が終了する製品があり、その中に息子たち垂涎の中古アンプやシンセサイザーなどビンテージな機器も含まれていると言うわけである。エレキギターなど直接電源を取っていないものは対象外らしい。パソコンも安全基準が違うので対象外らしい。
 安全VS省資源において当局は安全に軍配を上げたのだが、省資源を置き去りにすることは出来ない。販売店側もあの手この手の秘策を考案中のようだが、基本的に販売できないものは家庭や事業所で更なる厄介なゴミと化すのは必至だ。また、アンプの例のように単純に割り切れない、割り切ってはならない価値を持つ製品もある。5年間というこの猶予期間はこれらの解決に知恵を絞る貴重な期間でもあったはずなのだが。
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by kpage | 2006-02-24 14:23 | ■行政 | Comments(0)
2006年 01月 20日
安全第一
 本日米国から輸入された牛肉の一部から脊柱の混入したものが見つかり、即刻再度輸入禁止措置となったらしい。そもそも、今回の輸入再開のための安全基準自体が納得できるものではなかったのだが、その条件すら簡単に反古にされる事態は全く信じがたいことだ。これはまだ米国の畜産業界が取り決められたことをきちんと実行できる体制になっていなかったということであって、先ずなによりも彼等の安全に対する意識改革が急務である。安全基準云々はその後の話ではないだろうか。
 実は昨日よりある焼肉チェーンが米国産牛肉の一般客への提供を始めた矢先、本日の朝刊にもそのチラシが折込されたところだ。チラシには下記のような付記があって、かえって私としては若干の疑問を持たざるを得なかった。 
 『 当店ではお客様が安心して、選んでお召し上がりいただけるよう表示と管理を徹底しております。 』 
 当然のようだがよくよく考えると、米国産とその他の別は明確にするが、どれを選んで食べるのかはお客様の自己責任だと言っているような感じがしてならない。それは私のあまりにも穿った考え方というものかもしれないが、日本国内の小売業界、外食業界の米国産牛肉の扱いについての考え方自体が様々なのだ。しかし少なくとも(一部の)消費者が提供を強く望んでいるからという理由だけで踏み切るのは間違っている。要は安全であり、それは小理屈を並べなければ説明出来ないような安全ではなく、子供でも誰でも直ぐに納得出来る安全である。
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by kpage | 2006-01-20 23:30 | ■行政 | Comments(0)
2005年 05月 19日
応益負担・・、分かるけど
昨日堺東のバスターミナル周辺でいろいろな意味での障害者の方も含め大勢の方が、道行く人に一生懸命に何かを訴えていた。一人の方がチラシを差しだされたので1枚もらい、少し読みかけていたのだが、ほかに荷物を持っていたし、少し急いでいたのでチラシを折りたたみシャツのポケットに入れてしまった。それをそのままにしていて今気付いた。「障害者自立支援法案」というのが今年2月10日に国会に提出されたそうである。それに反対する方々が作成されたものであった。
チラシを見る限りでは今現在障害者が受けている福祉サービスに応分の費用負担が更に必要になってくるものが出てくるらしい(既に費用負担のあるものも勿論ある)。また、チラシも費用負担のことばかりに言及しているので法案全般の事はよく分からない。逆に厚生労働省のHPを見ると、これまで障害種別にバラバラの法制度だったのを一元化するのだとか色々かいてある。費用負担等については「支えあう」とか「公平な負担」とかいう言葉で終いの方でなんとなくかかれてあるくらいで、当然のことながら、両者の焦点はあっていない。法制度の変更は時代の流れと共に必要である。しかし国や自治体は多くの直接関係する人自身が、もっとも気を揉む部分からしっかり説明理解をうるようやってもらいたい。更に、目の前に迫る人類初未曾有の高齢化社会を考えるあわせると誰も正解など分からない。だが何事もそうだが、現場の声を聞かぬ、極一部の人間の都合で、それも単なる机上ごとでは絶対より良い道は見えてこない。結局生の声をしっかり聞かぬまま、強引に進めるから当然の抗議が起こる。与党はよく言う。野党は反対するばっかり。当たり前である。たしかに国会で大臣その他に抗議質問議する議員はいつも同じ顔ぶれである。しかし、それはその時々の事案にわが身の問題として抗議したい多くの人たちの代弁なのだ。
チラシを見て、えっと思う事がかいてあった。そのまま引用するが『聴覚に障害がある人が病院で診察を受けるのに手話通訳が必要ですが、そんな時もお金がかかります。手話は言葉、言葉を交わすにもお金が必要になってしまいます。』 私も小売業に従事していた頃は耳の不自由なお客様とよく筆談した事を思い出す。現場の苦労もよく分かる。手話のために人を入れればそれだけ人件費がかかるのはあたりまえ。でも自分の状況や考えを直接伝える会話に「応益負担」はそぐわないように思う。不謹慎な言い方かも知れないが、手話は遠く離れて時と場合によってはすごい力を発揮しそうだ。課外的ではあろうが自主的に取り組んでいる学校もある。養護学級で必要となるケースも稀にあるようだ。基本的な手話教育は義務教育段階で必要かもしれない。5月9日毎日新聞朝刊に日本障害者センターから意見広告が掲載されていたそうだ。
厚生労働省のHPによれば新たな体制へ移行は今年10月から来年10月にかけてとなっている。
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by kpage | 2005-05-19 21:17 | ■行政 | Comments(0)
2005年 05月 18日
諫早湾干拓に思う
諫早湾の干拓差し止め取り消しという福岡高裁の判断に憤りを感じる方は多いと思う。のだけど、何かもうどうしようもないあきらめ感が漂う。諫早湾は有明海の内海の一部が引っ込んだような形の部分である。昔から佐賀の漁民達はそこは「有明海の子宮」ともいい、有明海に生息する生き物達の産卵場であったり、生育場であったりといわれていた。何でもかんでも科学的根拠を出せと素人に無理難題を吹っかける国の前には口ごもるしかないが、そうらしい。諫早湾も含めて有明海周辺は日本有数の干潟がある。今現在日本の干潟の面積の4割くらいを占めるらしい。有明海自体は広さは東京湾に匹敵するくらいの広さだが、これが全て干潮時に干潟になるわけではない。現場で見れば何km先まで干潟というところもあるからまだまだすごい面積が残っていると思うかも知れない。しかし、あるサイトで有明海沿岸の干潟部分を色分けした地図を見て驚いた。確かに有明海自体は結構な広さである。しかし、干潟たるや沿岸を取り巻くまるで細い帯である。これが日本の干潟の4割を占めるとは・・・言葉も出なくなる。干拓自体は何の時代やらわからぬ頃からやっていることである。干拓は埋め立てと違い海と隔てる堤防作る事によって内側を干上がらせる。その跡が沿岸周辺にうろこのごとく見られると書いてある記事も読んだ。しかし昔からやってることだからは、もうお終いにしたい。理由は探せばいくらでも出てくるだろう。でも、いろんな生物が住みつき、海外からの渡り鳥も必要としている干潟以上のものが、対価として存在するのだろうか。しかももうこれほどまで貴重になってしまった干潟をである。これ以上日本の干潟、砂浜をなくしてはならない。♪松原遠く消ゆるところ、白帆の影は浮かぶ♪私の小さい頃の大分の海岸は正に歌詞どおりの素晴らしい遠浅の海だった。小学校の水泳はその海だった。子どもの私たちが少々沖まで行ってもたいした深さにはならなかった。そういう海と白浜と松林があの曲と全く同じように20数kmくらい続くのだ。もっとも私の場合は「松原遠く消ゆるところ」には今は関サバ、関アジで有名な佐賀関にある、日鉱佐賀関精錬所の遠目にもそれは大きなコンクリートの煙突があったのだが。その風景も今はない。新聞では漁業関連とのことしか触れてはいない。有明海産の海苔の生産量は今年?昨年というのかな過去最高らしいが品質がまるで落ちるらしい。そういえば、大分の海でも海苔の養殖は盛んだった。海苔網をかける竹の杭が海底の砂底に刺さっているのが分かるくらい海水も澄んでいたっけ。そんなぼんやりした記憶も残っている。いろんな立場の人が居るから理屈では何が正しいかよく分からない。が、自然をなくすのはもうそろそろやめないと・・・。
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by kpage | 2005-05-18 00:35 | ■行政 | Comments(0)
2005年 05月 14日
根本原因は何だろう
今回の脱線事故を受けJR西日本は再発防止策として特に乗降客の多い駅での停車時間の延長を検討中らしい。もっともそれは10秒前後らしいのだが、そのくらいはいつも遅れてんじゃないの・・って感じはするのだが。ただ元々が過密なのだ。より早くそして正確に、より多くの乗客を運ぶ事をJR西日本をはじめ、各私鉄も利用者に求められていた。しかし元々が過密なのだというのは、実は沿線の人口じゃないのだろうか。JR西日本によれば「宝塚線は停車時間が短いため遅れが生じている。乗降時間を延ばす結果、朝のラッシュ時の列車本数が21本から20本に、快速が1時間4本から3本に減る可能性がある」らしい。特定の駅だけの停車時間を10秒延ばしただけで運行本数が減ってしまうような現実も怖いし、こんな姑息な策で大丈夫と思うことが怖い。減る列車本数による積み残しの問題はどうなんだろう。もっと混み合うのかな。そんな状況下で女性専用車両ってどうなんだろう。とか実際すごく難しい問題だ。
つい先日、私の田舎大分の大の宝塚ファンである知人が例によって来阪すると言う。宝塚は観たいが今回行き帰りが本当に怖いと言うのだ。実際皆さんも最近は列車の先頭車両に敢えて乗ろうとはしなくなったんじゃないですか。

以下はその時メールの返信に、だからすぐ何がどうできるといことではないが思いとして綴ったものの一部。

『東京にしても、大阪にしても巨大地震が来る来ると言われながら、企業の本社はやはり集中してしまうし、地価も若干安くなったのかなあ、よくそこら辺りのことは分からないけど、都心に 高層のマンションが流行のように乱立し始めた。うちはその走りみたいなものだから、えらそうに言えないけどね。首都の移転なんて話昔あったけどいまはもう聞くこともないしなあ。こっそり、緊急時に備えた何か施設のいくつかが知らないところに知らない間に出来てるかもしれないけど、国の根本の国民はどうなるのだろう。大都会では人口の分散もしくは、人の移動の分散は絶対必要やね。息子が先週から近くのコンビニで深夜のバイトを週2~3回やるようになって。それで思った。本当はおかしなことだし、嫌だし、生理学的に考えても、人間本来の生き方じゃないけど、本当にサラリーマンや学生や皆揃って朝から夕方の間に自宅から移動して働いたり、勉強しないとならないのかなあ、なんてこと思った。』

SOHO(small office home office)いわゆる在宅での仕事は自営に限らず拡めていかないと。
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by kpage | 2005-05-14 00:36 | ■行政 | Comments(0)


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