Top

カテゴリ:■ほかのこと( 5 )
2007年 01月 11日
ものさし探し
 朝日新聞朝刊の文化欄に『ものさし探し』というタイトルのコラムが連載されている。気付いたのは9日で、既に3回目を数えていて今日が5回目、残念ながら1回目、2回目のバックナンバーはもう探せなかった。
 
a0006954_14282026.jpg

3回目のテーマは『世論を測る』。ランキングや世論調査によって限られた選択枝から選ばせることで人々の意見が(意識的に?)誘導される危険をはらむとした上で、人々は単に多数にながされているのでなく、賛否の理由も実は人様々であって、人々は意外に何が公共に最善かを考えているとし、単純な賛否だけを問う十羽一絡げ式の世論調査などには苦言を呈している。掲載写真は「仏の海」(1995年京都・三十三間堂にて)「千手観音千体仏像 みな違うはみな同じか」の杉本氏のコメント。

a0006954_14284631.jpg

第4回のテーマは『時間を編集する』。杉本氏は『人の目は長時間露光のカメラだ』のようなことを言っている。我々の眼は生まれてから死ぬまでの気の遠くなるほどの時間に渡る映像を、連続的に記憶として取り込んでいるということだ。杉本氏は写真家だから長時間露光とわざわざ言うのだが、普通には映画やビデオと言った方が素直なだろう。ただ、生涯をかけてカメラのシャッターをずっと開けたままという感覚は写真に置き換えた方がなんとなくしっくり来る気がする。もっとも記憶の底からそれらを正確に取り出すのは至難の業だ。
 とにかく現代人は忙しい。溢れかえる情報はつまみ食いするしかない。やりたいことも沢山現れる。当然そういう社会を維持している仕事の量も増加の一歩だ。急がしくとも中身の濃い時間であればいいが、細切れの目次ばかりの内容のない時間を過ごすことになってはいないかと心配である。掲載写真は「U.A.プレイハウス、ニューヨーク」(1975年、映画一本分を長時間撮影)「『サタデー・ナイトフィーバー』上映中の劇場」杉本氏のコメント。

a0006954_142977.jpg

第5回目のテーマは『タブーは揺れる』。写真はかつてのワールドトレードセンターである。併記された杉本氏のコメントは「一文明が危機に瀕する時、カミカゼ攻撃は起きる」。意味は少しは分からないとは言え、タブーと言えど時代とともに変遷する。この建物を崩落させ多大な犠牲者を出した同時多発テロ後、関連して首をかしげるタブーもいくつか生まれた。日本でも戦後の半世紀に渡ってタブーだった「愛国心」が、今や反対するのがタブーの様相であるし、このまま行くと「人権」がタブーになるかも知れないと論じられている。そういう意味で今は何がいいのか悪いのか対処しづらい本当に複雑な時代だと思う。掲載写真は「ワールドトレードセンター」(1997年)
[PR]
by kpage | 2007-01-11 14:02 | ■ほかのこと
2005年 09月 10日
優勝祈願
a0006954_8462711.jpg  ひょっこり、こんなものが出て来た。買ったものやら、おまけだったのやら全く記憶にないが、コピーに当時の熱気を感じる。
 『2003年阪神タイガース優勝祈願特別セット 天下とったるで!』 
 今年も、本日阪神が勝ち、中日が負けると阪神にM15が点灯(あまりこの意味は分かってない)というところまで来たようだが、巷のムードはなんとなく冷静な感じがする。それは強いタイガースが定着しつつある証しなのか、ただ単に今は総選挙のごたごたに多くの耳目が集められているのも否めない。
[PR]
by kpage | 2005-09-10 10:50 | ■ほかのこと
2005年 08月 31日
昼下がり
a0006954_17291254.jpg ベランダから突然へんな羽音がするので目をやると、蜂が一匹ひっくり返って文字通り虫の息をしている。ようく近づいて見てみると、蜂に離れて4~5cmのところに小さな蜘蛛がじっとしている。蜂は、私が羽音に気付く前からここでバタバタやっていたのかどうか、いきなり我が家のベランダの隅へ落ちて来るなり、この小さな蜘蛛に睨まれるわけはないだろう。多分私があいにく気付かなかったのか、蜂と蜘蛛とが既にくんずほぐれつ格闘の末にこのベランダの溝へ一緒に飛ばされて(飛んで)来たのか。ともかく蜘蛛は微妙な間合いを測りつつ獲物の息絶えるのを待っているのだ。
 さて30分ほどして蜂の動きが随分鈍くなってきたその瞬間、蜘蛛が蜂の腹へ猛然と一撃のアタックをしたかと思うと、サッとまた例の間合いを取るのだが、徐々にその間合いは狭められ終には蜘蛛は蜂をくわえてどこかへ持ち去ろうとする。だが如何せん、蜘蛛にとってその蜂は大きすぎたようである。その後2時間あまり、蜘蛛はしっかり蜂をくわえ込んだままであったが、あまりの蒸し暑さに私がエアコンのスイッチを入れたため、ふと見ると突然の排水の洪水に押し流される獲物を悔しそうに見送る蜘蛛がいた。そんな8月最後の昼下がり。
[PR]
by kpage | 2005-08-31 17:30 | ■ほかのこと
2005年 04月 20日
高田渡さんを悼む
歌手の高石ともやさんの上記タイトルの寄稿が新聞にありました。お読みになりたい方はここをクリックしてください。
[PR]
by kpage | 2005-04-20 16:46 | ■ほかのこと
2005年 04月 18日
高田渡氏逝く
世に上手い歌手やいい曲は沢山あるんだろうけど、私には生涯で一番好きだった歌手(かといってライブを見に行った事はありません。そういうのは本当のファンではないのかなあ、なんて思う事もありましたが)。逝ってしまったんだね。三十余年前私が二十歳そこそこの頃歳が3つも違わない彼は既にたいそう老成した感があって、こんなに若くして自分の道というものをはっきり掴んでるって凄いな、なんて思っていた。昨年梅田テアトルで土砂降りの中、びしょびしょになりつつも開門待ちして観た「タカダワタル的」が懐かしい。観客は僅か数名だったが。彼らしいCM出演もあるんです。意外にも。
a0006954_2355067.jpg

[PR]
by kpage | 2005-04-18 23:39 | ■ほかのこと


S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31