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カテゴリ:■伝統の意匠( 8 )
2005年 08月 31日
伝統の意匠 「団扇(うちわ)」
a0006954_2150762.jpg 昔は本当に夏の必需品だった。だが団扇と漢字で書いても最近は宣伝用のプラスチック製ばかりでイメージが合わない。我が家にも団扇は何枚かあるのだがいずれもそれだ。
 寿司桶を扇ぐのもこれではきっと味も違うのではと思えてならない。竹製の芯の絶妙なしなり具合というのは張り合わせる和紙との相性も良いからだろう、プラスチック製では再現不可能である。よって風量はもちろん、風の云わば品質も違うような気がする。しかし既に竹と和紙とで作る技術自体極めて貴重であるらしい。
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by kpage | 2005-08-31 21:50 | ■伝統の意匠
2005年 08月 04日
伝統の意匠 「金魚」
a0006954_2024145.jpg 約2000年程前に中国で生まれた金魚が日本へやってきたのは室町時代。舶来が主であったため非常に高価で、購入して楽しめたのは一部の富裕層に限られていた。
 一般庶民も気軽に楽しめるようになったのは江戸時代も終わりの頃からだ。それは今日でも金魚の産地として有名な大和郡山で大量に養殖されるようになってからで、文様としの金魚の歴史もこの頃からで比較的新しい文様と云える。
 因みに金魚は英語でもgold fish。金色の金魚なんて見たことがないが。
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by kpage | 2005-08-04 21:11 | ■伝統の意匠
2005年 07月 24日
伝統の意匠 「雷文」
a0006954_12562613.gif 雷の文様はもっと分かり易いギザギザの稲光や雷雲との組み合わせもある。こういう四角い渦を巻いたような文様は日本だけでなく中国などでも使用されているが、中国ではこの雷文二つを繋げて一組にして使用するのが一般的。ラーメンをはじめ中華料理用の器の縁取りなどでおなじみだ。
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by kpage | 2005-07-24 12:57 | ■伝統の意匠
2005年 07月 13日
伝統の意匠 「破れ七宝」
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七宝はめでたい文様で、輪違いともいう。普通は円の周りに同じ大きさの円を4つ接した連続文様だが、「花はさくら木」に登場する輪違屋のトレードマークは丸を二つを重ねただけのシンプルなものだ。
これは「破れ七宝」といい若干崩したデザインだ。
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by kpage | 2005-07-13 23:48 | ■伝統の意匠
2005年 07月 04日
伝統の意匠 「帆掛け船」
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 北風が運行していた船はどのようなものだったのだろうか。当時幕府は鎖国をしていた建前、外洋を航行できる船舶の建造は禁止していた。マストは1本まで、竜骨(船首から船尾にかけて船底の中心を真っ直ぐに通した主要材)はないものに限っていた。太平洋沿岸部、日本海側はそれでも充分航行できたようだ。
 だた、当時流刑として八丈島へ送られる罪人も多かったのだが、これに用いられた船は黒潮を突っ切って往復する必要があったのだが・・。例外はあったのかもしれない。
 文様としての船は島国ゆえに古くから意匠化されていた。これは帆を上げた船であるが、帆だけを意匠化したものもある。
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by kpage | 2005-07-04 22:17 | ■伝統の意匠
2005年 06月 25日
伝統の意匠 「雨」と「傘」
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 入梅してからこの晴天続き。渇水のニュースも早や耳にするようになった。やはり梅雨は、時折スカッと晴れ間を見せながらも、バランスよくシトシト、ジメジメと降って欲しいし、それが梅雨の風情というものだ。
 ところで旧暦では梅雨の頃が5月だったので、五月雨(さみだれ)は梅雨のことである。また前述のスカッとした晴れ間を本来、五月晴れという。梅雨という表現は、それは梅の実が熟す頃だからであるとか、諸説あるようである。
 雨が文様としてパターン化されたのは江戸時代に入ってかららしい。直線の単純なパターンのため他の文様、意匠と組み合わせて用いられることが多い。今回は雨といえば傘ということでやってみた。
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by kpage | 2005-06-25 15:39 | ■伝統の意匠
2005年 06月 19日
伝統の意匠 「琴柱」
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初回は朝廷と幕府は車の両輪という言葉から「源氏車」を選んだのだが、翌日の59話で源氏物語が話題に上るとは思わなかった。
 本日の62話にしてもそうだが、この頃「花はさくら木」の話のずっと奥深く、霞か雲に見え隠れしながら、源氏物語のムードが漂っている。更新には少しタイミングは早いが、青綺門院、智子親子の奏でる筝の琴柱(ことじ・・弦を支え、移動させることにより音の高低を調節する。智子が青綺門院に命じられてやっていたが。)をモチーフにした意匠を載せてみした。
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by kpage | 2005-06-19 13:50 | ■伝統の意匠
2005年 06月 15日
伝統の意匠 「源氏車」
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 メニュー欄の一番上の画像(このexcite ブログではロゴ画像と呼ばれている)を利用して日本古来の伝統的な意匠(文様)を紹介してみようと思う。10日おきくらいで更新出来たらと思う。 日本の伝統的な意匠は和服の柄や家紋などで目にする機会は多いと思うが、その多くは江戸時代以前に既に確立しており、基本的にシンプルであり、優雅であり且つ、力強さに溢れている。
「花はさくら木」に登場する智子内親王、菊姫が着た小袖の柄も、もしかしたら、このような伝統的な意匠が施されていたかもしれない(確か小説では難解な柄説明をしていた)。もちろん昔も今と変らず、オリジナリティー溢れる柄行を楽しむ粋な人たちもいたことだろう。
これは「源氏車(げんじぐるま)」という。ちょうど本日の「花はさくら木」58話で「朝廷と幕府とは大切な車の両輪」とあったのでひとまず選んでみた。
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by kpage | 2005-06-15 21:44 | ■伝統の意匠


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