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ヒメボタルの季節

とあるHPの掲示板で19日に泉南市にある男神社(おのじんじゃ)のヒメボタルがそろそろ電飾状態になり始めたという情報を見て間もない昨日、土曜日(21日)に見学会予定してます。どうですかという、早速のお誘いがあった。昨年も誘いを受けていたのだがどうしてもいけなくて、今年はと意気込んで行った。が、少し早いのか、また気温が低下の傾向になってしまったのか、夜9時から10時過ぎまで観察して先ほど帰ってきたが、期待ほどの電飾状態は残念ながら見ることは叶わなかった。それでも、ヒメボタル特有のピカッ、ピカッと乱舞とまではいかなかったが発光を随所で見ることが出来た。蛍に非常に詳しい先生がおられ、その解説を時折耳にしながらなんとなく優雅な時を過ごさせてもらった。蛍は世界で2000種くらいいて、そのほとんどは幼虫の頃から陸生らしい。今日のヒメボタルも陸生である。♪蛍の宿は川端柳・・♪と歌われる日本の蛍だが、水辺に生息する日本のゲンジボタル、ヘイケボタルは世界的に見ても稀有な例らしい。英語ではFirefly、光る(燃える?)ハエらしい。あちら(どちらのことだ、こちらでないことは確かだ)では実際畑などに棲む陸生ばかりだそうだから、文字通りブンブンと騒がしいハエのたとえも当たりかもしれない。日本では単に光虫でもなく「蛍 、ほたる」という優美な名前をつけてもらえて幸せものであるが、生息と繁殖の為の環境は蛍に限らず保全に努めたいと思う。
by kpage | 2005-05-22 00:15 | ■身近の話題